御所西『元図子町の町家』

2018年07月02日
御所西『元図子町の町家』   『取扱い中止』
堀川今出川を東へ。
白峯神宮を過ぎた『小川通』を南へ。

小川通沿いは、茶道にゆかりの場所。あちらこちらにその風情を感じられます。 
京都市営地下鉄烏丸線『今出川』徒歩約8分
元誓願寺通に面して建つ南向きの町家。 
築不詳 7K
改装は必要ですが、文化発祥の地で、お住まい・店舗など様々にお使い頂けます。

周辺の様子

狩野元信邸宅跡

室町時代の絵師。
狩野派の祖・狩野正信の子(長男または次男とされる)で、狩野派2代目。

官休庵(武者小路千家)

千利休の孫、元伯宗旦(げんぱくそうたん)には四人の男子があり、次男の一翁宗守(いちおうそうしゅ)、三男の江岑宗左(こうしんそうさ)、四男の仙叟宗室(せんそうそうしつ)がそれぞれ、官休庵(かんきゅうあん)、不審菴(ふしんあん)、今日庵(こんにちあん)として初祖利休以来の道統を継ぎました。
「官休庵」の名は、流祖一翁が父宗旦と相談して茶室を造った時に、父からつけて貰った名と伝えられています。

霊光殿天満宮

天満天神(菅原道真)と徳川家康を祀る。
社名は、道真の左遷の際、天から一条の光とともに天一神・帝釈天が降臨したとの伝説によるものである。
蒙古襲来の時には後宇多天皇が当社にて夷賊退治の祈祷を行わせたところ元の船がことごとく沈んでしまったので『天下無敵必勝利運』の額を天皇より賜った。


内外部写真

室内の什器備品が未撤去の為、ディテール写真で、その雰囲気をお伝えいたします。
土間のトオリニワ・大和天井・腕木・カズラ石,etc.
しっかりとした躯体に、屋根瓦は葺き替え済み。
古い部材を活かした改装で、往年の京町家の風情にリノベーションも可能。
2階天井に勾配があり、元は『厨子2階』であったと思われます。

現況平面

物件概要

価格    : ※ 取扱い中止  
種類    :中古戸建【京町家】
所在地   :京都市上京区元図子町
交通    :京都市営地下鉄烏丸線『今出川』徒歩約8分 
土地    :79.16㎡(23.94坪) ※ 公簿
地目    :宅地
土地権利  :所有権
用途地域  :第二種住居地域
建ぺい・容積:60%・200%
法令上の制限:準防火・高度地区・その他
接道状況  :公道 南側 幅員 約3.3mに約 4.5m接面  ※元誓願寺通

建物    :1F:48.97㎡ 2F:34.36㎡  延 約 83.33㎡(約25.20坪)
       木造瓦葺2階建   築不詳  7K
       ※ 未登記増築部 :あり

         再建築時、セットバック約1.49㎡要
         改装・改修が必要です。         

現況    :空家
取引態様  :一般仲介

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