京都市の取組みに想う

是か非か 京都の街並み
是か非か 京都の街並み

週末にかけて京都市の幾つかの課と相談・協議をしました。

再建築の可能性のある「43条但し書き第1項」と京町家の継承を目的とした『京町家の価値』を審議する部署へ。

 

それぞれの窓口で担当者の方と具体的な協議をし、納得する事もまた、疑問に感じることも・・・

 

どれもが京都のあるべき(目指す)位置と現状を鑑みて、保存・活用することが目的で有るはず。

 

ところが、私が思っているような結論に導かれない事もあります。

今までの法を緩和し、許容範囲を広げ、依って活用方法が多くなることで資産価値も高まる。それに伴い空き家の利用も増えることに。

 

ただ、緩和されたとは言えそこには「法(決まり事)」が存在し可否を判断されます。

”どう判断するか”

ここに私情を挟むことは良くない事かましれません。

ともすれば、突き詰めた協議をするほど『枝葉』の話になり、本来の趣旨である『幹』を見失うことも・・・

 

具体的な施策を次々と打ち出す京都市の”趣旨”を正しく判断し、活用しなければなりません。