師走になり寒さも一段と厳しく、自転車での移動も快適とは言えなくなりました。
昨日までは雨模様の為、車で物件のご案内などをしていましたので。
久しぶりに興味を引く案件があり、チラシによるPRも兼ねて『御所西(府庁北)』へ。
新町通の西側に面する立派な”お醤油屋さん”。
その東西の通りが『中長者町通』と呼ばれています。
京都御苑のほぼ中程にあり、室町通~油小路通の間にのみ存在する約400mの延長のその通は、この周辺の特徴でもある、きちんと碁盤の目に整備された街区。
この”中長者町通”のちょうど真ん中に南向きの『京町家』があります。
所謂”トンネル路地”を伴うこの建物は、住まわれなくなって久しいようです。
水洗化によって増築されたであろう、手洗い(トイレ)・風呂は半ば屋外にあり、濡れ縁と共に雨ざらしの状態。
2階には一部、雨漏りも見受けられます。
唯、長年放置されたであろう多くの『京町家』に見受けられる”傾き”・”沈下”はなさそうです。
当時は、良い眺めを提供していたと思える”後庭”もあり、再生させるのに、それほどの手間ひまを掛けなくてもよさそうな”しっかりとした京町家”。
新たなオーナーに見出され、再生(復活)される時を待ち望んでいます。
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清水 泰文 (火曜日, 09 12月 2014 16:40)
はじめまして清水と申します。
京町家の物件を探しております。
中長者町通の物件の詳細をお知らせください。
E-mail:ysf.shimizu@gmail.com
よろしくお願いします。