『中長者町通』の今昔

南隣のトンネル路地が取壊され、コインパーキングに
南隣のトンネル路地が取壊され、コインパーキングに

先日から、風邪気味。

そして2物件の契約準備で時間が取れず、昨日今日と広告チラシのポスティングを再開しました。


昨日は、府庁北の新町通~東堀川通、北は一条通までの範囲。

今日は、初めての領域である丸太町通以南の烏丸通~寺町通のわずかな範囲を。


本日の一番のテーマは、『中長者町通』に建ち並ぶ『京町家(屋)』達をカメラに収めるため。


京都市内のすべてに当てはまる事ですが、バブル期を頂点に、現代の生活様式にマッチした建物が多くたてられています。


ガレージを持ち、広々としたリビング&ダイニング、そして天井の高い吹き抜け空間やホワイエを配した開放感のある間取りは、それまでの天井が低く細かく仕切られ、続き間で、プライベートな場所を確保しにくい典型手的な『京町家の間取り』からの脱却で”憧れの新居”であったはず。


今、画一的なライフスタイルだけではなく、様々な生活様式に伴う住居が求められているようです。


確かに人気があり”ブーム”になっている『京町家』。


単なるブームで終わらせることなく、伝統を継承し京都の財産を活用して頂けるよう提案していきたいものです。