『歩くまち京都』に想う Part.3

新年度に入って、バタバタと。


自転車で市内を巡っていた今日、桜のシーズンもあるのか、平日にもかかわらず幹線道路は渋滞が目立ちました。


事務所に戻り、夕刊を取り出すと一面に大きな文字が。


『四条通の渋滞 慢性化』

市「歩行者優先」、市民は苦情


歩道を拡幅し、現行の片側2車線づつを1車線づつに。

『OD調査』も行った上でのこの事業。
長年土木工事の管理をしていた私も、その経験から心配していた事業ですが・・・


月並みですが『ソフトとハード』この両方が機能しないと運用は難しい。

様々なケースをも想定した上でのプランでしょうが、それを利用する人・車が理想通りの動き(モラルを守る)をするかと言えば、現実的には無理と言わざるを得ません。


(”バスベイ”に自家用車を停める・横断歩道上で乗降するタクシー・禁止区域なのに通行する自転車等など・・・)

少しのルール違反が積み重なり混雑するのは以前からある事。


『歩くまち京都』を推進するには、残念な事ですが、「ルールを守らない者を罰する」事も、実行しなければこの問題は解消されないのではないかと。


緊急車両の通行・事故発生時の迂回路。
これらを考えると、一般車両の通行制限に発展するのではないかとも考えます。