『空き家条例』実用面では、まだまだこれから。

空き家対策の積極的な運用を望んで
空き家対策の積極的な運用を望んで

今年の1月中旬から、『買い替え』のお客様の依頼で仲介活動をしていた、売り・買いの取引(決済)がバタバタと完了しました。


新しい案件に集中し始めた最近、ご近所から相談が。


~身寄りのない方がなくなられ、空き家になっている家が近くにある。
 相続人もいないから、と企業者・市に要望しても『権限がないから立ち入れない』  と聞いてもらえず、困っている。~


心配されている内容は、電気・ガス・水道が『閉栓』されていないまま早や1年経っている。
コンセントに埃がたまって、自然発火した例もあるように、これから暑い季節になり、火事でも起きないかと・・・


ご近所の困りごと。

(対処してもらうよう、市の係に連絡します。)と約束し、電話したのですが所謂、通り一辺倒の返事。


(強い権限を伴うものではありませんので、各企業者にお願いするしか。)

頼りになる回答を聞くことはできませんでした。


他の条例と同じように、地域性を考えた『条例』がその処理を行う最先端の窓口では積極的な運用を推進するようには感じられません。


『PDCA』。計画・実行・評価(チェック)・改善
これらのサイクルを生かさなければ、絵に描いた餅で終わってしまいます。


私たち業とするものが、声を上げなければなりません。