観光の賑わいがもたらす「5つのこと」

きょうと市民しんぶん(8月1日)

【2年連続 京都市が世界一の人気観光都市に!】
がトップ記事を飾っていました。

関連記事として、 まちを潤す『観光』 の5つの視点が。

1.さらに磨かれる「おもてなし」 ~街の美化、・・・
2.より快適で安心・安全なまちに ~自家用車の流入の減少

3.経済の活性化         ~外国人一人当たりの観光消費額の増加
4.安定した雇用の確保      ~正規雇用を創出!

5.伝統の継承          ~広がる交流の輪
との内容で、「おもてなし」を実践している市民への敬意をあらわしながら、暮らしが豊かになったと実感できる観光都市を追及!との市長からのメッセージが。

紙面の都合からでしょうか、(そのためにどうして行くのか)と言った内容は見られませんでした。

少し前の同新聞に、外国人観光客の様々な声が紹介されていました。
賛辞を贈るものもあれば、(ランチの時間を過ぎると食事出来る処が少ない・案内板が分かり難い、など)
その中に(トイレが少ない)との内容も。

先日の祇園祭宵山で、鉾町の方にトイレの場所を尋ねている観光客があり、児童公園の公衆トイレを告げられ、困惑されていました。

 

また、外国人の不動産取得が昨年、全体の15~20%程度にまでなった事実。

先人から受け継いだ『京都』と言う資産を守り活かす術を、多方面から考える必要があると思います。