不動産仲介業の仕事

売主と買主の橋渡し
売主と買主の橋渡し

知人の不動産営業マンのブログの最近の記事にこの様な内容が

【この物件みたいから話に乗って
というのが一番理想的なスタイルだと思ってます。

実はこれアメリカンスタイルです(笑)
現在のアメリカなどは まず客が物件を探し それを仲介する不動産営業マンを指名する  そういうやり方が主流らしいです。
(中略)
買いたい物件を決めてから ご指名頂く。
意外に日本もそうなって行くかもしれませんね。】
早く、そうなって欲しいですねと、コメントのやり取りを。

そう言う私も、先日驚いた事が。

(Webページで見た3物件を内覧したい。)
電話を頂き、日時の指定が有り、3人程で見たいとの事もありタクシーを半日貸切案内しました。
いづれも会社の代表者の立場。会ってすぐに私の『仲介業者』としての立場等をあれこれ尋ねられ、何か思いがある事は気付きましたが。

案内が終わり、休憩を兼ねコーヒーショップに行くと、気に入った物件の具体的な話が始まり・・・
(海外の投資家が、仲介手数料は払わないから、売主から貰うように。)

驚いて、話になったものではありません。
売主が私の知人であることからも、案内の経過を報告したのですが恥ずかしい思いをしました。
「業務の適正な運営と宅地及び建物の取引の公正とを確保するとともに、宅地建物取引業の健全な発達を促進し、もつて購入者等の利益の保護と宅地及び建物の流通の円滑化とを図ることを目的とする。」
このために免許され、業としています。
『不動産と動産の取引』この基本原則が理解されていない現実が今だあります。