『町家カフェ』を尋ねて

在るがままの京町家をカフェに。 真に『ほっこり』します
在るがままの京町家をカフェに。 真に『ほっこり』します

空き家対策の一翼を担っているかのような『町家ゲストハウス』の需要。

きれいにリフォームされた町家を見かけると、ことごとくゲストハウスの看板が掛けられています。

それを実感する町家物件の問い合わせの利用目的は、”ゲストハウスにしたい”がほとんどです。

また、ゲストハウスほど多くは無いのですが古い建物を使った飲食店などの店舗。
中でも、『町家カフェ』は若い女性の間では憧れのようです。
1年ほど前にも、京都で町家カフェが出来る物件を探していると、他府県の女性が熱心に物件探しをされ、そのお手伝いをしたことも。

その時、理想のイメージとしておられたのが『ひだまり」と言うお店。
千本今出川の北西。五辻通の六軒町通りを少し西に行ったところにある軒を連ねた京町家。お隣はゲストハウス。
上七軒から北野天満宮へと続くこの界隈は興味深い町家店舗が多くあります。

昨日、付近の物件をご案内した際、雨宿りと休憩を兼ね初めてこのお店に入りました。
扉を開け中に入った瞬間驚いたのは、内部も古くからの室内のままであったことです。
(内装はどんな仕上げで、どのような空間だろう?)と思っていたものですから『奇をてらわないそのままの京町家』がかえって新鮮でした。

男性一人では興味があってもいざ入るとなると二の足を踏んでしまいます。
町家の活かし方の良い例を目の当たりにし、貴重な経験をしました。