『京町家』をお求めの現状 

何度かお伝えしている『京町家』物件をお探しの方々の、その目的は『ゲストハウス』。

この中には、2通りの計画をお持ちのようです。

一つは、セカンドハウスとして所有し、ご自身で利用しない時は知人に貸す。
一方、最近多く考えておられるのは、(将来、仕事を引退した時に京都の街中でゆっくり暮らしたい。それまではゲストハウスとして収益物件として所有する。)
と言った方です。

景気の浮き沈みで、観光客の数が増減したとしても、世界的に人気の京都の地位はそう変わらない事でしょう。
業界の多くは、2020年の東京オリンピックまでは需要があると見込んでいるようでもあります。

人口が減少し車離れもある現状で、公共交通機関を利用し街中生活をご希望されるライフプランは今後も続くと思われます。

多くの方に内覧して頂いた『室町通今出川上る蒔鳥屋町』の物件。
関東・中部・海外の方々等。
購入を決めて頂いた方は、立地を評価して頂き、
(10年後に仕事をリタイアした時にこの地で住みたい。それまでは収益物件に)とのビジョンを持っておられました。

『路地中再建築不可物件』は銀行融資が難しい事から、敬遠される方が大半です。

但し、収益物件として利回りを追求し初期投資を抑える観点から、この『再建築不可物件』は良い素材だと以前から考えています。

最終的には、その『立地』が最も評価され、高額で取引されている物件もあります。
所謂、表通りの半値程度の価格で取得できる『路地中』物件。今一度、その価値を考え直す時ではないでしょうか。