祇園祭が終わり、京都の物件が動き始める時

京都の夏の風物詩と言われる『祇園祭』。

 

7月の大半を、無病息災を願い、様々な行事が行われます。

 

後祭の山鉾巡行を終え、これから暑い夏を迎えます。そして、この不動産業界も・・・

 

何故か京都の不動産業界は(祇園さんが終わるまで、ノンビリしてる)と、ある先輩が言っていた事を思い出します。
毎年のように、それまではあまり動きが無いように。

最近の傾向か、新築住宅の売れ行きが悪い・郊外の一戸建てが人気薄・3階建てが不人気,etc.
中心部の『町家』が注目を集めているのも影響しているような。

車を持たない若い世代や少子化からも、最近のライフスタイルの変化に伴い求められている物件も様変わりしています。そこで今求められているのが『京町家』かと。


昨日も、東京からお越しのお客様と東山界わいを案内しながらお話していた際。

(夜遅く京都に着いたのですが、宿へ着くまでの街並みが別世界のようでした)とのご感想を。

そんなお話をしながら歩いていると、以前気に掛けていた古い町家物件がまたしても更地に。

『もったいないですね・・・』お客様も私も同じ言葉が。