京町家復原可能に 新基準でより簡単に

長江家住宅
長江家住宅

昨日、お知り合いの設計士の方がSNSに公開されていました。
以下『毎日放送』の記事より

 

 京都市下京区にある築149年の京町家に建築基準法の適用を特例的に除外する新しい基準が初めて適用され、内部が復原されることになりました。

 新基準が適用されるのは、京都市の指定有形文化財「長江家住宅主屋」の北棟約125平方メートルです。今年4月に運用が始まったこの新基準は町家の減少を食い止めるために京都市が制定したもので、標準的な構造の町家に限り、これまでより簡単な手続きで建築基準法を適用しないことを認めることができます。

 「歴史的な財産である京町家を守っていくことは非常に重要。しっかり京都市も支援していきたい」(京都市都市計画局 高木勝英課長)

 この町家は今後、昭和50年代以前の姿に戻す復元作業が行われ、宿泊もできるようになる予定だということです。
『毎日放送』

1950年(昭和25年)に制定された『建築基準法』。
幾度かの改定がされながらも70年近い歳月が経っています。
『京町家』いや、【町家】を守る為にも、柔軟な制度がこれからも必要だと感じました。